人は添うてみよ、馬は買ってみよ
ある意味、ついに来るべき日が来てしまったという感じです。競馬専門紙『馬』が休刊(廃刊)が決定してしまいました。
さすがに現状において、競馬専門紙の数が多すぎて袋小路に入り込んでいたことは確かだと思います。昔はスポーツ紙の競馬情報も実にいい加減で(今もと言いたいだろうが、昔に比べたら雲泥の差)、G1クラスのレースですら「本誌予想が1人印をつけているだけ」という状態で、とても予想の材料には使えませんでした。
しかし今の土日のスポーツ紙や夕刊紙など、ほとんど競馬新聞化してます。東スポ系列などはご丁寧に青い紙にして、抜き出しやすくて使いやすくなっています。しかも36レース中ほとんどの馬柱を掲載とあっては、わざわざ500円近く出して専門紙を買う人も減るだろうと・・・
「専門紙がないとレースが買えないとは言えない」現状で、「どれを見ても同じ内容」「どれを見ても同じ値段(一部安い新聞はあったが、もうすぐ値上げ)」今なお旧態依然としている専門紙業界が生き残るのは困難と言わざるを得ないでしょう。事実私も専門紙はほとんど買わなくなりました。まあ換算タイム計算シートがあるからですし、専門紙廃止の流れをむしろ担っていたようで気が引ける点はありますが。

で、結局これがホースニュース馬の最後の新聞となります。思えばこの新聞は中央の東西のみならず、ばんえいでも道営でも南関東でも売っていましたし、以前は園田でも売っていました。ばんえい版を最初に出したのはあの高本公夫氏だったという逸話もあります。
伝統の新聞が1つ消えてしまったことへの寂しさと同時に「いつまで旧態依然さを引きずっているのか」という思い。例えば中央競馬の場合ではありますが、調教時計などはJRA提供にすればいいじゃないですか。実際坂路ではできていることです。もしくはレーシングプログラムを有料にして、そこに予想を載せるスタイルなども可能なはずです。
また今の時代「当たる専門紙」という発想が必ずしも必要とは思えません。今回休刊する『馬』だって「本紙予想は2007年の通算的中率第1位。年間収支も第1位でした」と謳っているぐらいなんですから。そんなに当たる専門紙が休刊ということは、多くの人が「専門紙に的中率など求めていない」ことの証明になるのでは、と。
主催者側も「競馬新聞など必要悪」という考えを捨てて、うまく共存共栄の道を探ってくれてもいいと思うんですが・・・どうなんでしょう。しかし書くはずの内容を大きく変更してしまったなぁ。












<< ホーム