赤い疑惑
いやはやびっくりのヴァーミリアン回避。東京大賞典のデルタブルース出走はサンライズバッカス潰しっぽい雰囲気だっただけに、実はサンライズバッカスこそヴァーミリアン(社台)陣営が最も恐れている馬かもしれない?つまりここはサンライズバッカス確勝?
もしくはもう1頭の社台系シャドウゲイトの頭狙い?はたまた種牡馬価値の上昇を狙って芝路線に切り替え?!ドバイ断念!?
なんてことを考えたりもしますが、まあ普通に怪我でしょう、これは。これがホワイトマズル産駒シャドウゲイトじゃなくてサンデー産駒の超良血馬がもう1頭いたとかなら「実はここでその馬に勝たせて」なんて勘ぐってみたくなりますけど、そんなこともないですしね。
とはいえこれでレースは面白くなりました。「中央馬が単純に1頭減って、しかも頭断然の鉄板が消えた」んですから、地方サイドもこりゃやる気を出すか・・・って、最初登録した時点で真面目に勝負する意志があったのはフリオーソぐらいかな、と。
でも「とりあえずヴァーミリアンから何を買うか」じゃなくて「どれから買うか」を考えられるのはとても幸せなことだと思いますよ。
しかしそういうレースに「偶然」なっただけに、他地区の地方馬がやる気のないメンバーなのは残念です。冷静に考えて今の高知競馬でG1に出走する資格がある馬はいません。イブキライズアップぐらいの能力があれば別なんですが、正直このメンバーでは・・・騎手の腕は劣らないものの、馬が圧倒的に劣るのでは話になりません。
そして毎度名物の「出走手当て稼ぎ東海軍団」。ゲットゥザサミットは南関東オープン勝ちの実績もある馬で連勝中、これなら問題ないと思うんですが、常識的に考えてオグリホットがG1に出ていい馬だとは思いません。
私の考えでは「少頭数はファンの買う気を削ぐ、だから頭数は揃ったほうがいい」です。かつて大橋巨泉氏が88年の秋天皇賞前に「タマモクロスとオグリキャップの対決でいい、レジェンドテイオーとかパリスベンベは出るな」のようなことを書いて問題になったことがありますが、私はこの考えには反対です。
日本競馬、特に地方競馬は100%興行、少頭数のガチ勝負はイギリスやフランスとかに任せておけばいいのです。でもだからこそ、それなりに客が楽しめる馬を揃えてほしいのです。
川崎記念も正直G1としてのグレードは低い(フルゲートが少なすぎる)ため、個人的にはG2が妥当と思いますが、こうなったら日本初の「ハンデG1」を目指すのはどうでしょうか。アメリカには普通に存在する以上、日本で出来ないとは思いません。
もしヴァーミリアンが59キロでオグリホットが48キロだったら、もしかして3着に突っ込んで大荒れ?!ぐらいの夢を見ることも可能と思いますし、予想する楽しみも増えます。他の地区からも「この斤量なら」と有力馬がやってくる可能性も増えますし、絶対今の条件よりも盛り上がります。JBCクラシックから同じような条件のG1が4つも続いても意味がないと思いませんか。
幸いヴァーミリアンが回避したからいいようなものの、もし出ていたら非常にしらけたレースになったのは間違いないでしょう。堅いレースで大口投票顧客を狙うのは今の地方競馬では無理です。そんなのはJRAに任せましょう。やってみませんか?ハンデG1。もはや日本のG1に種牡馬選定競走の意味などないんですから、くだらないスポーツ性は捨てましょう。
でも一方こういうレースは嫌いじゃない、それが霧島賞。九州産馬の最高峰決定戦ですよ。昔中央で行われていた時代は、900万下の馬と未勝利戦で掲示板に乗れない馬が対決するという「ある意味川崎記念的な」レースでした。
まあ確かに川崎記念みたいなレースが4回もあれば飽きますが、こちらは年に1度のお祭。ダービーと同じように、同斤量でも大目に見たい・・・とも。我ながら矛盾してるなぁ(笑) でもこのレースももっと斤量規定厳しくした方がいいとは思いますけどね。
荒尾9R 霧島賞
◎:テイエムヨカドー
○:ノースダンシング
▲:テイエムミゴテカ
☆:テイエムジカッド
△:ナセ
買い目:馬連◎○×5 ◎→▲☆△×1
能力はテイエムヨカドーとノースダンシングで抜けている。中でも中央で善戦できる上に鞍上に吉田隆騎手を迎えるテイエムヨカドーの距離短縮がはまりそうだ。












<< ホーム