2006/11/04

小一時間問い詰めたい。

日曜の予想アップしました。土曜はまさかスーパーホーネットにやられるとは・・・ホントに落ち込みますわ、ああいう結果。


そんなブルーな気分の中、ふと見ると吉野屋が牛丼祭をやっていた訳です。私はかつては1日3杯牛丼を食べたほどの牛丼好きです。1週間で10杯以上食べたこともあります。と言うか毎日牛丼でもいいです。それぐらい好きです。

しかし同時に「たかが牛丼ごときを並んで食べるような貧乏くさい真似はしたくない」「実際に貧乏でも心まで貧乏になってはいけない」というのもポリシー。これまで2度ほど期間限定で復活してましたが、私は断固として食べに行きませんでした。吉野家の牛丼とは、店に入って1分で牛丼が出てきて、3分以内に食べ終わるのが正しい道だと私は思ってます。かつて吉野家の横でバイトしていた時は、10分休憩で吉野家に行っていたぐらいです。



で、今日はさすがに客も飽きたのか、並ぶどころか店の中がスカスカ。これなら昔のように「トータル5分」で食べられる、と思って店に入りました。そしてすぐに牛丼が出てきました。

が・・・その時点で第一の失望。とにかく肉が少ない!具の半分をタマネギが占めている。私はタマネギが嫌いというのは確かですが、それでも吉野家のタマネギは食べるんです。しっかり煮えたタマネギは柔らかく、味が染み込んで実に美味い上に、肉の臭みを消し、さらに肉に甘味を加える最高の調味料になります。

ところがまるで煮えちゃいない。潰すと細胞壁の手ごたえが残る。昔タマネギの細胞を酢酸カーミン溶液で着色する実験をしましたが、あの時もちゃんと塩酸で処理して細胞壁を溶かします。それが出来てないってことは中学生の実験以下!(どういう比較だ?)タマネギは歯ごたえが残る状態では、逆にネギ臭さが出る上に、その刺激が肉の旨みを阻害するのです(と私は思う)。

「オレはねぎだくなど注文した記憶は無い!」と思い、タマネギを全部生卵の器にポイ。煮えてないタマネギなどゴミと一緒です。食べるに値しません。すると具が半分に減ってしまった惨めな牛丼の残骸が残りました。まあ、肉が美味しければそれでいいや・・・と思いながら食べたんですが、そこでまたブチキレですよ。


「なんだこの味がしない肉は!!!」


原因はすぐにわかりました。肉の脂身が少ない。そして脂身が少ない原因も考えればわかります。脂身が多い肉なんて日本人しか食べません。だから日本向けにはそういう肉をアメリカも用意していたはずなんですが、いつ輸入が再開されるかわからない状態で、そんな肉を生産するはずがありません。だからアメリカ向けの脂身が少ないのを輸入した・・・という訳です。

そんな肉ですから、昔ながらの牛丼のタレを使っても味が足りないのです。豚丼が出た当初、牛丼のタレを使っていたために味がせず、すぐに吉野家は新しいタレを用意したということがありました。そのおかげで今の豚丼は美味しいのです。今回は牛肉だから牛丼のタレでいいかと思ったのでしょうが、甘い!ちゃんと肉の質を調べてないだろ吉野家!わざわざアメリカ産にこだわった姿勢は立派だと思ってますが、これならオーストラリア産の方がいい味が出ます。絶対に。

おかげで、せっかくの牛丼に新たに醤油をぶっかけて強引に流し込む羽目に。これで昔よりも高い料金。詐欺ですねはっきり言って!本当に並んで食べたりしなくてよかったよ!あと、客が少ない訳がよーくわかりました。あんな不味いものを380円も出して、しかも並んでまで食べたくないからですよ。

吉野家を愛してくださった皆さんありがとう・・・アメリカ産牛肉の輸入が本格的になるまでは、私は当分牛丼は食べません。