あたしンち
私の家はどこにでもある普通の3人家族。父と母とそれに寄生するバカ息子(笑)。そんな我が家では、いつも食事時になると「恐ろしいバトル」が巻き起こるのです。
例えばテレビで「キューバ」に関するネタが流れたとしよう。父と息子に緊張の色が走る。お互いに「こんなネタはキューバしのぎだよな」という言葉が脳裏を走っているからだ。しかし決して先に手を出してはならない。ベタすぎるネタは言った方が負けなのだ。
だが将棋の名人が何手も先を読むように、すでにお互いの頭には「そんなハバナ(キューバの首都)」「お前のネタはカス(トロ)だ」と、すでに最初のネタの言い返しまでもが頭に浮かんでいるのだ。しかしお互いに手は出せない。まさに千日手と言っていいだろう。そしてニュースは別のものへと変わる。緊張が解ける。
今日のニュースでは「チャールズ皇太子再婚」が流れていた。私はまず「この男はプライドもブライド(花嫁)も捨てているよな」とジャブを打つ。父は国立大学の文学部出身、この程度の英語ネタは理解してもらわないと困る。しかしそこに帰ってきたのは「この男はカメラもカミラ(再婚相手)も気にしすぎだ」という、実にベタなもの。これは一気に打ち負かすチャンスである。
そこで私はすかさず「ダイアナはそもそも本命だったのかねぇ。ダイアナだけに大穴だったというオチはないよな」とストレートを打つ。時にはここで矢吹丈ばりのクロスカウンターを食らうこともあるが、今日はそこで終わりであった。長い戦いは終わった。
メシ食ってないよ、二人とも(爆)。












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